
ジャジャ馬なダイカストを思いのままに操り
鋳造のブレイクスルーをもたらしたい
製造技術 担当
ENGINEERING
西尾工場 技術部 PJ推進係 係長
犬飼 浩一 Koichi Inukai
2010年4月1日入社
中京大学 情報理工学部
あなたの仕事の醍醐味は? また目標は?
おもにダイカスト金型の設計をしています。ダイカストは鋳造工法の一種で、瞬きしている間(0.1~0.2秒)に固まってしまうとあって、未解明なことが多く、学会でも多様な研究が発表されています。そんなジャジャ馬的なダイカストを思いのままに操れるようになることが私の目標。ひいては鋳造のブレイクスルーをもたらしたいと思っています。金型設計以外では、不具合品の対策、試作品の評価を行っているほか、特技(カメラ撮影)を買われてプレゼン資料や会社のPRビデオの作成にも携わりました。日比野工業には上下関係を超えて協力し合う社風があり、ものづくりの才能を存分にいかせる会社です。

日比野工業に入社した理由は?
決定的だったのは役員面接。人間味あふれた雰囲気は今でもはっきりと覚えています。伊藤社長(当時は専務)が私の特技やゼミの研究内容のことを親身に聞いてくれたり、逆にダイカストの面白さを教えてくれたんです。そんな温情のある面接を通して、「この人の下で働きたい」と思ったのが入社の決め手でした。

就活生へのメッセージをお願いします。
就職活動をしていると、自分の知っている業種や職種にまず目がいってしまうことが多いと思いますが、社会人になって働きはじめると就職活動のときには知ることもなかった企業がたくさんあることが分かります。ですから、自分はどんな仕事をしたいのか、どんなことをやりたいのか、視野を広げて、いろいろな企業に興味を示してみるのがいいと思います。そうした努力は面接時によい評価につながるはずです。